2026年9月17日、赤坂見附の「The Earth Table」が“肉イタリアン”としてリニューアルオープンしました。プロデューサーは、食べログ「ピザ百名店2025」に選ばれた『尾山台 山田』の山田タクシシェフ。10月2日の試食会では、共同オーナーの朝倉海氏、山田シェフ、株式会社The Earth Table 代表取締役の小島有史氏の3人の話を伺い、リニューアル後のコースを味わってきました。
「野生をいただく」を掲げる赤坂見附の肉イタリアン

The Earth Tableは、2026年4月8日に赤坂見附で開業したレストランです。掲げるコンセプトは「野生をいただく」。この看板は開業当初から変えず、料理で語れる人が加わったことで、9月17日に“肉イタリアン”として新たなスタートを切りました。
山田シェフは、薪火と備長炭を操る10席のカウンターで予約困難店となった『尾山台 山田』を閉店し、この店のプロデュースを担当。メニューからワイン、キッチンの指導まで手がけています。「目の前のお客様にしか届けられなかった10席から、今度は45席で、肉と野菜をイタリアンの言葉で腹いっぱい食べてもらう」という思いで臨んでいます。
試食会では、朝倉氏、山田シェフ、小島氏の3人が登壇して話をしてくれました。

3人に共通していたのは、「食事からエネルギーを感じてほしい」という思いです。食べた翌日も「おいしかった」と思える、体に変に残らない。そんな食事で、元気になって帰ってもらいたい。店が目指す食体験を語ってくれました。
食材の主役は、滋賀の精肉店・サカエヤの熟成牛です。シェフを選ぶことで知られる精肉店で、山田シェフが『尾山台 山田』時代から使い続けてきた信頼関係が、この店にも続いています。北海道エゾモミジの蝦夷鹿と合わせ、1種から3種まで食べ比べができるコースが用意されています。
少人数の食事から会食まで、場面に合わせて選べる空間

2階にあるフロアは、全45席です。個室は2室(6名と4名)あり、フロアの貸切にも対応します。
少人数での食事から会食まで、人数や場面に合わせて使える店です。ワインペアリングも用意されているので、記念日や大切な人との食事にも向いています。
試食会のコースを実食レポート
この日いただいたのは、ひと皿ごとに素材の個性が立つ全7品のコースです。
ご挨拶:一口ミニバーガー(ジビーフ/蝦夷鹿)

コースの幕開けは、ジビーフと蝦夷鹿の一口ミニバーガー。肉の香りと食感の違いを、ひと口ずつ確かめられます。最初の一品から、店の主役が肉であることがはっきり伝わります。
Zuppa:紅はるかの温かいスープ、落花生豆腐のフリット

紅はるかのやさしい甘みが広がる温かいスープに、落花生豆腐のフリットを添えて。衣のさくっとした食感が、なめらかなスープと好対照です。体がふわっと温まり、これからの料理への期待が高まります。
Antipasto Misto:前菜の盛り合わせ

彩りよく盛られた前菜の盛り合わせは、野菜、肉、魚介を楽しめる構成。さまざまな味付けで、続くメインに向けて食欲が自然に整っていきます。
Carne Misto:滋賀サカエヤ熟成ロースと北海道エゾモミジ蝦夷鹿ロースの炭焼き

今回のコースの主役です。熟成ロースと蝦夷鹿ロースを、炭火で焼き上げた一皿。牛は、熟成ならではの深いうまみと香りが特徴で、噛むほどに肉の味が広がります。一方の鹿は、きめ細かな赤身で、牛とは違う力強い風味が楽しめます。食べ比べることで、2つの肉の個性がよくわかります。
Gelato:お口直しのヨーグルトのジェラート

メインのあとは、ヨーグルトのジェラートで口をさっぱりと。ほどよい酸味で、肉の余韻をやさしくリセットしてくれます。
Pasta:栗と舞茸、カラスミ、栗粉を練り込んだタリオリーニ

秋らしい一皿は、栗と舞茸、カラスミを合わせたタリオリーニ。麺には栗粉が練り込まれ、お蕎麦のような見た目に。口に運ぶと、栗の風味、カラスミの塩気が重なります。舞茸の香りが加わり、奥行きのある味わいです。
Dolce:マルサラを使ったティラミス

コースの締めは、マルサラを使ったティラミス。マルサラ酒のコクが、マスカルポーネのなめらかさとよく合います。ほろ苦さと甘みのバランスがよく、満足感のある余韻で食事を終えられます。
熟成牛と蝦夷鹿を、ディナーでもランチでも

ディナーは、蝦夷鹿1種コースが8,800円、サカエヤ熟成ロース1種コースが9,900円です。食べ比べは2種コースが11,000円、3種コースが13,200円。
ランチは、炭火焼きサカエヤ熟成ロースプレートが4,400円、炭火焼きエゾモミジ蝦夷鹿ロースプレートが3,300円、炭火焼きハンバーグプレートが2,750円、有機野菜とスパイスカレープレートが2,200円。
アルコールも、ノンアルコールも。料理に寄り添うペアリング

コースには、料理に合わせたドリンクペアリングを追加できます。ワインは、ナチュールワインとクラシックワインの両方がラインナップ。料理を手がける山田シェフは、ソムリエの経験を持ち、コースの流れに合わせてワインを組み立てます。炭火で焼いた熟成牛や蝦夷鹿には、どんなワインを合わせるのか。ペアリングの選択も、楽しみのひとつです。ワインペアリングは、各コースに+6,600円(税込)で追加できます。
お酒を飲まない人には、コンブチャをはじめとした発酵ドリンクのペアリングが用意されています。発酵ならではの酸味や複雑な風味が、料理の味わいに奥行きを加えてくれます。ノンアルコールでも、コースの流れに合わせて飲み物の変化を楽しめます。
赤坂見附「The Earth Table」で、肉の力強さを味わう

「野生をいただく」を掲げるThe Earth Tableは、ピザ百名店のシェフが、炭火と熟成肉で仕立てた“肉イタリアン”のお店。滋賀・サカエヤの熟成牛と、北海道エゾモミジの蝦夷鹿。2つの肉を食べ比べられるコースは、この店ならではの体験です。
記念日や大切な人との食事、頑張った自分へのごほうびに、予約して訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
| 店名 | The Earth Table(ジ・アース・テーブル) |
| 住所 | 東京都港区赤坂3-10-4 2F |
| アクセス | 東京メトロ「赤坂見附」駅 徒歩2分 |
| 営業時間 | ランチ 11:30〜14:30/ディナー 17:00〜21:00 |
| 定休日 | 日曜日・月曜日 |
| 座席 | 45席(個室2室:6名×1室、4名×1室/フロア貸切 着席最大50名・立食56名) |
| 公式HP | https://earth-table.jp/ |
| https://www.instagram.com/the_earth_table/ |
